コエンザイムQ10が血圧を下げる
コエンザイムQ10は肉類とか魚介類とかの食品に含まれている脂溶性の物質で、人の体内でも合成されています。
この成分はビタミンではありません。
ビタミン様物質として知られていますが、コエンザイムQ10はビタミンではないのは、体内でも合成されるからです。
ビタミンの定義は、微量で体内の代謝に重要な働きをしているにもかかわらず体内で作ることができない化合物とされています。
コエンザイムQ10の10という数字は構造上にあるイソプレンという化学構造の繰り返す数を表したものです。
1つのイソプレンは5個の炭素からできていて、10個のイソプレンは50個の炭素数になることから、コエンザイムQ10をコエンザイムQ50を表示することもあります。
体内における働きは、電子伝達系における補酸素として体内のエネルギー単位であるATPの生産に関わっています。
また抗酸化物質としても注目されています。
また、高血圧の人の血圧を下げる効果があるのではないかと注目されています。
また、糖尿病にも効果的だとhttp://xn--q10-qi4bta9dwa15axfq275aa7725dh7xd.net/z28.htmlにかいてあります。
それはコエンザイムQ10は、強い抗酸化作用を持っているので、血中コレステロールの酸化を防ぐ作用があるからです。
この強い抗酸化作用が、血中コレステロールの酸化を防ぎ、動脈硬化を防ぐ作用があるとされています。
動脈硬化は、心筋梗塞や脳梗塞、閉塞性動脈硬化症など重篤な症状を引き起こすとされています。
この抗酸化作用は、同様の抗酸化作用を持つものとして知られているビタミンEやベータカロチンよりも悪玉コレステロールの酸化を防ぐことができる効果が高く、動脈硬化の予防作用においてコエンザイムQ10のほうが効果的だとされています。
動脈硬化は体に負担をかける原因になります。
心臓病学者のPランソン医学博士の研究によると高血圧患者109人に1日225mg投与したところ、85%の患者の改善の報告があります。
どのような作用がこのような効果をもたらしているのかの解明はまだですが、他にも心疾患を伴った糖尿病患者の平均年齢63.8歳の73名にコエンザイムQ10の製品を1日に30mg、平均22週間摂取したところ、拡張期血圧、心拍数が低下して、また、自覚症状が改善されたという報告もあります。
さらに、コエンザイムQ10には免疫機能を向上させる働きがあるとされているので、免疫系の多くの期間に良い影響を与えると考えれれています。