コエンザイムQ10完全ガイドCoQ10 Guide

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コエンザイムQ10は癌の発症率を下げる効果が期待できます

コエンザイムQ10は人間の体内で作り出される物質です。
体の中の臓器や脳が働くためにはエネルギーが必要となります。
食事摂取による糖分や脂肪分を体の中で分解させることによって、細胞内のミトコンドリアでアデノシン3リン酸という物質に変換させます。
さらに体の細胞を活性酸素による細胞の酸化を防ぎ、細胞の若さを取り戻し肌や皮膚にまで張りや潤いをあたえています。
金属の場合酸化によって錆や金属疲労が起こります。
これと一緒で、人間の体の細胞にも酸化が起これば不具合が起こります。
酸化の原因は活性酸素です。
なぜ、悪い影響を与える物質である活性酸素が、我々人間の体内で作り出されてしまうのかというと、活性酸素は悪い影響ばかりではなく、ちゃんとした役目も果たしていて、必要に応じて作り出されています。
活性酸素の役割とはウイルス感染や細菌の攻撃から体を守るという良い作用もあるからです。
しかしこの活性酸素が増えすぎることによって癌などの病気や免疫力低下へとつながる可能性があります。
免疫機能が低下すると癌や心筋梗塞などの重大な病気になる確率が非常に高くなり、これはひとつの老化現象であると言えるでしょう。


次ではコエンザイムQ10の摂取方法について説明します。
この摂取方法は、一般的にサプリメントが良いといわれています。
食事からの摂取も可能ですが、それを普段の食事で摂取しようとすれば、肉で1kgほど摂らなければいけません。
肉だけを1kgも摂れば、十分に摂れるといえ、その他の栄養のバランスが取れませんし、そんな食事が続く訳がありません。
そのため、普段の食事からコエンザイムQ10を必要量摂ることは極めて困難です。
しかもコエンザイムQ10は20歳あたりをピークに年々どんどんと体の中での生成能力が低くなり、80歳では20歳の頃の半分になってしまいます。
一日に必要な量として30mgから60mgと言われています。
これだけの量を摂取するためには、やはりサプリメントでの摂取が効果的で、しっかりしたメーカーから販売されている良質なサプリメントを選びましょう。
体の酸化は体の各所で、錆となり老化をもたらし挙句の果てに癌などの重大な疾病を引き起こします。
抗がん剤治療や放射線治療の副作用を軽減させる効果があるという研究報告もあります。
癌は一般的に若い頃での発症率が低く、年齢が上がる毎にその発症率も上がってきます。
これはまさに老化によるもので、老化自体を防げば確立も下がると言うことになります。